開発部門

漆間 正行MASAYUKI URUMA

平成20年入社

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自分の意見を存分ぶつけています。

学生時代の専攻を教えてください。

基礎工学研究科・物質創成専攻です。

社会人と学生との違いはどんなところですか。

責任の大きさだと思います。
学生のときは失敗してもいいようなことを任されることが多かったと思います。
社会人でも最初はそうだと思いますが、どんな小さなことでも、自社だけでなく他社にまで迷惑をかけてしまうことが出てきますので、いい加減な仕事をしていてはいつまでたっても成長はないと実感しました。

現在の仕事内容について具体的に教えてください。

新製品の開発です。
新製品に要求される仕様を満たすための原理から考え、それを実現させる構造や機構の設計を行ない、
3次元CADで部品設計を行なって試作品を作製し、実験・評価を行なっています。
その評価から出てきた問題を解決する案を練って、量産に向けて改善を進めています。

今の仕事のやりがいはどんなところですか。

会社にとって重要な新製品の原理や構造・機構開発の大部分を任せていただいているところです。
言われた仕事をやるだけでなく、新人でも会議の場で自分の意見を思う存分にぶつけることができ、
自分の発想を形にしていけることにやりがいを感じています。

大研医器を就職先として選んだ理由は?

幼い頃から医療に関することに携わりたいという思いがありました。
さらに、工作が好きだということもあります。
大研医器はモノ作りを大切にしており、社内で工作するためのマシンも数多く備えられています。
医療機器を自分の工作で試行錯誤しながら開発できる環境が備わっているのは大研医器だけだと感じたので就職先に選びました。


大研医器のよいところはどんなところだと感じていますか。

他社にはない製品を作ろうという意識が強いところとだと思います。
他社にない製品を作るというのは簡単なことではないと思いますが、それに挑戦し続けることで、会社全体の技術力が向上し、さらにユニークな製品が産み出されると思います。

社是・基本方針がありますが、仕事を通してそれを実感・体験したエピソードを教えてください。

基本方針の「不可能を可能にできるよう挑戦的に仕事にあたります。」ということを特に強く感じます。
現在私の携わっている開発製品では、今までに誰も実現できなかったことを実現できるように取り組んでいます。「できるわけがない」と思うのではなく、「できるはず」と思い続けることで、新しいアイディアが生まれ、それを緻密な理論計算と設計で製品化に結び付けました。
社是にある「明日の医療の創造」や、基本方針一の「常に新しい医療機器の開発と需要の創造」は私達が「不可能を可能にできるよう挑戦的に仕事にあたる」ことで産み出していると感じました。私はこれからも「不可能を可能にできるよう挑戦的に仕事にあたる」ことで医療現場に貢献したいと強く思います。

今後やってみたい仕事はどんなことですか。

もっと医療現場を深く観察し、医療現場からの要求に合わせた製品を作るに留まらず、こちらから提案した製品で医療現場が良くなるような製品を開発してみたいです。


現在就職活動を行っている学生の方にメッセージをお願いします。

自分の持つイメージに捕らわれ過ぎないことが大切だと思います。
有名な会社に就職したいと思う方は多いと思いますが、
その有名というのは自分が知っている世界で有名なだけかも知れません。
自分の知らない世界にも有名な企業がたくさんあることを
就職活動を通して知って欲しいと思います。
様々な会社を見学し、自分に最も合っていると思える会社に出会えたら
積極的にアプローチしてください。今までにやったことがないから…
などの理由で就職先を絞るのでなく、新しいことに積極的に挑戦する心持ちが必要だと思います。