vol.1 開発チーム クロストーク

「共にいい製品を作っていく」との想いを胸に、
開発・製造・品質保証、3方向から大研医器の根幹を語ります。

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クロストークメンバー

  • 平成18年入社
    製造部門

    森 一 生KAZUNARI MORI

  • 平成18年入社
    品質保証部門

    間部 雄太郎
    YUTARO MABE

  • 平成19年入社
    開発部門

    平松 雅規
    MASAKI HIRAMATSU


トークテーマ

社内の風通しのよさがチームワークの秘訣。

森:
責務がそれぞれ異なる3名ですが、日頃から一つの仕事を部門横断で進めているので、話す機会は多いですね。普段から風通しの良い会社だと思います。
間部:
「大研医器名鑑」ってあるじゃないですか?全社員の顔と名前が一目で分かる冊子。ああいうのがある企業って珍しいと思いませんか?
森:
あれはいいですよね。
顔と名前が一致しないことほど、コミュニケーションにおいてストレスを感じることはないですからね。
私たちが「情報連携会議」という横連携の組織メンバーだったときに、企画しました。
平松:
会社を挙げたイベント行事も、他社に比べると充実していると思うな。
普段からコミュニケーションの土壌づくりがしっかりしているのでしょうね。
開発部は、毎年4月、新入社員も連れて黒鳥山公園(※商品開発研究所(大阪府和泉市)近くの有名花見スポット)へ花見に行くことが恒例になっています。
間部:
製造部の有志で毎年企画しているBBQの参加人数も、年々増えて、ついに60名を超えたらしいですね?
森:
社員の家族が参加できることも、参加増員のきっかけになりますね。
他部署からも、毎年新しいゲストを呼んでいます。
元料理人だった社員が腕を振るったりして、とても盛り上がりますよ。
間部:
コミュニケーションを良好に保つことは、普段の仕事を円滑に行う上で、とても大切なことですよね。
特に大研医器は医療機器を扱う会社なので、品質確保のためにも各部署間の連携は重要です。
平松:
そうですね。私たちは人の命に関わるものをつくっている。
これはどの社員の心にも根付いている共通認識ですね。

トークテーマ

大研医器がこだわる
「コンカレント開発」とは?

平松:
新しい商品開発は、企画立案をはじめから部署内で行うこともありますし、営業が大学病院や施設などで得てきた情報をもとに、手がけることもあります。
いずれにせよ、開発の各段階ごとに、研究開発に携わる人間が、直接医師の方にヒアリングに行き、ニュアンスまで確かめてくるところが当社開発の真骨頂です。
森:
いつも、営業や開発の人たちはすごいなと感心させられますよ。
病院の先生方とのお話の中で、まだ行き届いていない現場のニーズを、的確に社内に持ち帰ってくれる。
間部:
大研医器はまだ、比較的社員数が少なめの会社ですが、一人ひとりから、「なにかを生み出してやろう!」という、気迫のようなものを感じますよね。
平松:
大研医器の社員は、比較的若く、医療機器業界での明確な目標をもって入社してくる人が多いことも、会社の活気づけにも繋がっているのかもしれないね。
実際、ゼロからのアイデア出しに始まり、医師の方へのヒアリング、部材選定まで、商品開発のはじめから最後まで関わることが出来るのが、大企業にはない大研医器の開発の特徴だと思うな。
しかも、少数精鋭のプロジェクトの中で、20代でも主担当を任せられることも多いし、責任はあるけど日々やりがいはあると思う。

森:
大研医器は開発初期段階から「コンカレント開発」(※設計から製造にいたる様々な業務を同時並行で進め、各部門間での情報共有や共同作業を行うことで、開発期間の短縮やコスト削減を図る手法のこと)といわれる各部署の連携を大切にしているので、全部署が集まる意見交換の場も、白熱して刺激的ですよね。
間部:
開発は、現場の声を形にしようと、開拓精神をもって取り組んでくれていますよね。
我々品質保証部も、開発企画委員会等を通して、初期段階から開発に参画しています。
市場で不良を出さないための砦として、責任の重さを痛感しています。
平松:
間部さんたち品質保証部の方は、実際に作られた製品が人のからだに入ったとき、本当に「安全なものなのか」という、絶対にゆずれない「品質」を念頭においた上で、話してくれていることをいつも感じています。
森:
製造は、人対人の仕事ですね。
開発から引き渡された商品を、納期どおり確かな品質で届けるために、生産委託先である外国工場も含め、工員スタッフの方とも日々密なコミュニケーションを取りながら仕事を進めています。
間部:
常に忘れてはいけないのは、企業理念にもあるように、一人でも多くの患者様の願いに応えられる製品を作り続けること。その想いがある限り、活発な意見交換の場は必要不可欠ですよね。
森:
議論と考察を繰り返して出来上がった製品は、私たちの想いの集合体。
一人でも多くの人を救う力になってほしい。

トークテーマ

「品質」を武器に、
世界でトップシェアを誇る医療機器メーカーに。

間部:
今、世間では医療機器メーカーが「成長産業」とか「注目産業」なんて言われることが増えてきましたが、実際はどうなのでしょうね。
平松:
毎回、新製品の開発にあたり先生方と話をしていて思うことですが、医療の現場で医療機器のニーズは益々広がるばかり。市場規模も年々増加していますが、日本の医療機器メーカーのシェア率は 未だ低く、まだまだこれからとも言えます。
森:
大研医器は、日本に数少ない医療機器専業メーカーとして、今後飛躍的な成長を目指しています。 そのためには、これからも、医療機関の先生方からの要望を細かく汲み取って、医療のために役立つ 新製品の開発を数多く手がけていく必要があります。
間部:
大研医器は協力病院もあり、大学病院の先生方との連携体制があるので、メーカーとして、開発環境はとても恵まれていますね。命を扱う医療機器メーカーとして、厳しい検証を繰り返し、合格したものだけを市場に送り出すことは使命ですからね。 ISO認証も所持していますし、開発環境や製造設備は、整っていることが当たり前。
森:
そして私たちは、基準が認められたものだけを量産に回し、品質を維持して製造する責任があります。
平松:
開発、製造、品証がそれぞれにベストを尽くし、品質にこだわること。 これを、社内で一貫して行うことができるからこそ、大研医器の品質は高い水準で守られていくの ですね。
間部:
病院の先生方が、私たち医療機器メーカーに寄せる期待も大きく、今後さらに、現場で必要とされる モノをつくるため、医療機器法や医療について、より深い知識を得る必要がありますね。
平松:
世界でトップシェアを誇る、医療機器メーカーを目指して、各部署一丸となり、これからも力を合わせていきましょう。