生産品質部門

伊原 寛HIROSHI IHARA

平成15年入社

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お互いに技術を高めあって、日々成長していける。

学生時代の専攻を教えてください。

経工学部機械工学科です。

社会人と学生との違いはどんなところですか。

入社して私が最初に直面したのは、一般常識、言葉遣いの知識不足でした。
知っていて当たり前のことを知らなくてとても恥ずかしい思いもしました。
やはり学生と社会人とでは明らかにコミュニケーション能力・文章能力に差があると思います。
自分の意見を相手にきちんと伝えることができるように説明することは、簡単なように見えますがとても難しいことだと思います。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか。

現在はマネジメントにも携わっていることです。
当然仕事量も責任も大きくなりますが、その分仕事のやりがいも大きいです。
日々の業務は、製品品質を向上させる取り組みを行っています。

大研医器を就職先として選んだ理由は?

幼い頃から人の役に立つような製品を作りたいと思っていました。
それはただ漠然としていましたが、漠然とした製品から、直接人を助けることができる製品を作りたいと思うようになりました。私が大研医器に決めた理由は、第一に医療機器の製品設計が行なえること、第二に商品のアイデアがおもしろいこと、第三にやりがいのある仕事を新入社員にも与えてくれることです。


大研医器のよいところはどんなところだと感じていますか。

どのグループもチームワークが良いと思います。
お互いに技術力を高めあって成長していると思いますし、自分から提案した事に対しては「とにかくやってみろ」と教えられています。また他部署の方々も親切で、働きやすい環境だと思います。

社是・基本方針がありますが、仕事を通してそれを実感・体験したエピソードを教えてください。

昨年度から『真の5s活動』と銘打った活動を推進し、日々のムダな作業を徹底的に省くことで業務効率を短期間で30%以上UPさせることを実現しました。
具体的な取り組み事例として、
・膨大な規格書や記録書を紙ベースからデータベースに変更、書類を探す時間のムダを省く
・検査員の移動距離を短くする作業場のレイアウト変更を行い、付加価値を生まない歩数を省く
・事務用品・工具等の形跡整頓によって必要な時に必要な物をすぐに取り出せる仕組みを作り、業務効率を 向上。
このように1分1秒のロスを徹底的に追究し削り取る、云わば地を這うような改善に日々取組んでいます。
真の5s活動を実践した直後は他部署から活動に対する懐疑的な見方もありましたが、諦めずに活動を推し進めたことで今では他部署からもその活動の重要性を認められるようになりました。
『パーフェクトを求めずに50%でもいいから先ずやってみよう。』を合言葉に、今では工場全体の飛躍的な変化は誰の目で見ても疑いようの無いものとなっています。
基本方針にもある『一人ひとりが不可能を可能にできるよう挑戦的に仕事にあたります。』という理念に基づき、出来ない理由を述べるのでは無く、先ず出来る方法を考えて実行することによって、『改善』では無く『改革』という貴重な経験を日々積むことが出来ています。

今後やってみたい仕事はどんなことですか。

いずれは自分で企画した製品を最初から最後まで担当したいです。
そのためには現在与えられている仕事を確実にこなし、様々なノウハウを学び・蓄積していくことが必要だと思っています。また、病院と協力して患者様の生存率を大幅に上げることができるような、世の中に存在しない医療機器の開発を手がけていけるようになりたいと思っています。


現在就職活動を行っている学生の方にメッセージをお願いします。

就職活動は、さまざまな会社を見ることができる絶好の機会だと思います。
私も医療業界にこだわらず他業種の入社説明会にも参加しました。
そこで多くのことを学ぶことができました。
皆さんもいろいろな会社を見たうえで、後悔のないような就職活動を行なってください。