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仕事内容について教えてください。

新製品における企画書作成を行う業務を行っていました。企画書を作成するためには、顧客となるお医者さまを対象とした市場調査から始まり、製品仕様や製品原価といった商品企画、また市場規模の調査とともに中期的な販売計画を作成する必要があります。

他の会社と違って企画書を書くだけではなく、企画書に記載する内容の確度を高めるために、私たちは試作品の製作と製品仕様を実現するための実験を実施します。企画書の作成自体は業務全体の1/10ほどでしかなく、残りは実験と試作品作りを繰り返し行っています。できあがった企画書は実験結果と合わせて製品開発を行う部署に引き継がれ、具体的な製品として商品化されるのが一連の流れです。

 

あなたの職場はどんな感じですか。

一言で表現すると「若い」ということです。この言葉にはよい意味も悪い意味もあると思いますが、両者の意味合いを含めてこの言葉が似合うのではと感じています。組織としても個人としても成熟しているとは言えないところが多いですが、その分、お互いに影響を受けると同時に与えるということが積極的に行われて、成長していこうという姿勢が感じられます。今後の未知の可能性を含んでいるということが大きなポイントではないでしょうか。

大研医器を転職先として選んだ理由を聞かせてください。

第一に、自分がしたかった業務ができると思ったからです。前の会社にいたときから製品の開発業務だけに留まらず、市場調査に基づいた製品仕様の作成から始まり、企画書や販売計画の作成といった業務をやりたかったのですが、なかなか実現しませんでした。転職先を探すにあたり、最初からそういった職種に対象企業を絞ったところ大研医器が見つかった次第です。 第二には、おもしろそうな製品を扱っていたことです。

具体的にはシリンジェクターという商品なのですが、技術者の目から見てもアイデアや完成度は共に高い水準にある商品だと感じました。こういった商品を生み出すことができる会社自体にも興味が生まれるのは当然のことだと思います。

大研医器のよいところはどんなところだと感じていますか。

大研医器が他の会社と比較して、革新的に優れているところはないと思います(私自身気づいていないだけかもしれませんが)。強いて挙げるとすれば、仕事の進め方に関しては個人に任せられることが多いという点でしょうか。 ただ、よいところを増やすことが比較的容易であると確信できていることは、間違いありません。私自身がよいと思っていることは、どんどん業務に取り込んで実施していますし、それを他の人に対しても影響を与えられる環境があるということが、本当に重要なことではないでしょうか。

社是・基本方針がありますが、仕事を通してそれを実感・体験したエピソードを教えてください。

数年前、新製品の企画構想段階で、約半年の間、協力していただいた病院の手術室に立ち会わせて頂き、手術の準備段階から始り、様々な手術、また手術が終わったあとの患者さんの搬送のされ方に至るまでの様子を見学させていただきました。その間、医師や看護師、臨床工学技士の方とお話を伺い、実際の手術現場での要望や困っている事柄を聞き取ることにより、新しい医療機器の種を見つける活動を行いました。

どんな方が大研医器に適していると思いますか。

中途の方であるならば、ある程度他の会社で経験を積まれ自分自身の中に具体的な会社像といったものを持っておられる方や、会社から何かをしてもらうのではなく、会社に対して(または会社を通じて社会に対して)何かをしたいといった考えが強い方が適していると思います。

大きな会社であれば、社内制度にしても業務フローにしても完成されたものがあり、それがときとして業務の非効率性や硬直を招きます。大研医器ではそういった部分がまだまだ不十分であるため、今からでも新しい社内制度や業務フローを作り出していくことが可能であり、あなた自身が持っておられる考えを実現できるのでは、と考えるからです。

今後やってみたい仕事はどんなことですか。

現在の仕事の延長上として、新規製品の開発だけではなく既存製品の市場開発ということをしてみたいです。とくに大研医器は海外に対する販売をほとんど行っていないため、海外市場への参入を積極的に行うことで売上規模を拡大することは可能だと思いますので、そのときは大いに貢献できるのではと考えています。

現在転職活動を行っている方にメッセージをお願いします。

転職活動中は大変かもしれませんが、本当に自分がやりたい職業を探す努力を続ければ、転職後には必ず報われますので妥協せずにがんばってください。